Gemini Advanced(有料版)とは?無料版との違いや使い方を解説

本記事では、Gemini Advanced(有料版)について、無料版との違いや使い方解説します。

目次

Gemini Advanced(有料版)とは

Geminiは、Googleが開発した最新の大規模な言語モデルAIです。

Geminiは無料版と有料版があり、有料版は「Gemini Advanced」という名称。

Gemini Advanced(有料版)は定額制で、2900円/月 です。

最初の2か月は無料です。

Googleの公式ページ
 https://gemini.google.com/advanced
リリース情報は以下。
 https://gemini.google.com/updates?hl=en

Googleによる動画はこちら

Gemini Advanced(有料版)とGemini(無料版)との違い

両者の違いを以下にまとめました。

Gemini Advanced(有料版)無料版
料金月に2900円無料
言語モデルGemini 1.5pro
Gemini 1.0 Ultra
Gemini 1.0 Pro
テキストでのやりとり
画像解析
画像生成◯(英語のみ)◯(英語のみ)
音声でのやりとり
@メンション機能
(Googleサービスとの連携)
ブラウジング
2TBストレージ利用
Gmail, Googleドキュメント
などにAIを利用

Gemini 1.5proは、2024年5月の年次イベント「Google I/O」でアナウンスされました。
利用できるのは、2024年6月以降とのこと。
>>【2024 Google I/O】Gemini1.5Proのアップデートなど改善てんこもり!

上記のとおり、Gemini Advanced(有料版)とGemini(無料版)との違いは、

  • 言語モデルの性能がアップする
  • Gmail, GoogleドキュメントなどにAIを利用できる

の2つ、と思っておけばよいです。

有料版だと「2TBストレージ利用」ってのはありますが。

で、正直いうと、有料版でアドオンされる機能の数としては、なんだか物足りない気もします・・。

ただし、有料版で使える言語モデル「Gemini 1.5pro」が抜群に性能がいいので、それだけでも月に2900円を支払う価値があるのかもしれません。

Gemini Advanced(有料版)の登録方法

以下をご覧ください。

Gemini Advanced(有料版)の使い方

Gemini Advanced(有料版)の使い方を紹介します。

が、最初にお伝えしたいのが、Gemini Advanced(有料版)の使い方の多くは、無料版と同じです。

有料版と無料版の共通の使い方は以下をご覧ください。

以降では、無料版には無い「有料版だけの使い方」について解説します。

前述したとおり、有料版だけの特徴としては以下の3つ。

  • 言語モデルの性能がアップする
  • Gmail, GoogleドキュメントなどにAIを利用できる
  • 2TBストレージ利用

「言語モデルの性能がアップする」については、無料版での使い方と違いはありません。

ただし2024年5月時点では、Googleアカウントの言語設定を「英語」に設定しないと、無料版での性能とあまり変わらないみたい。なので、回答のクオリティーに満足できないときは「英語」設定にしてみてください。

使い方1: GmailにGeminiを利用

GmailにAIを適用し、例文を考えてもらうことができます。

2024年5月時点では、本機能を使うには、Googleアカウントの言語設定を「英語」に設定する必要があります。「日本語」には対応していないのでご注意ください。

STEP
Gmailでメールを新規作成

Gmailを開き、「Compsose」ボタンをクリックします。

STEP
 「Help me write」をクリック

画面下にある「 Help me write」をクリックします。

STEP
例文を書いて欲しい内容を入力

Geminiに書いてほしい例文を、コマンド入力欄に打ち込みます。

たとえば、以下では。「A thank you letter for my job interview」と入力しました。入力後に「Create」をクリックします。

STEP
Geminiが書いた例文を確認する

以下のように、Geminiが例文を考えてくれるので内容を確認します。

修正してほしいときは、左下の「Recreate」や「Refine」をクリックします。

OKなら「Insert」をクリックしましょう。

すると、以下のように、Geminiが考えた文章がメールに転記されます。

Googleヘルプは以下。
https://support.google.com/mail/answer/13955415?hl=en&ref_topic=13955315&sjid=16087018161749146929-AP

使い方2: Google DocsにGeminiを利用

Google DocsにAIを適用し、例文を考えてもらうことができます。

使い方は、前述のGmailとほぼ同じです。

Google Docsを開いたあと、「Help me write」をクリックして、コマンドを入力すればOK。

Googleヘルプは以下。
https://support.google.com/docs/answer/13951448?sjid=16087018161749146929-AP

使い方3: Google SlidesにGeminiを利用

Google DocsにAIを適用し、画像を考えてもらうことができます。

使い方は、前述のGmailやDocsとほぼ同じです。

Google Slidesを開いたあと、画像を挿入したいスライドを開き、トップメニューから「Insert」>「Image」>「Create image with Gemini」 をクリックします。

右のエリアで、生成してほしい画像の内容を入力します。

「Add a style」をクリックすると、画像のスタイルを選択できます。

たとえば、コマンド入力欄に「A beautiful photograph of a Hawaiian beach at sunset with palm trees in the distance」と入力し、「Add a style」に「Photography」を選び、「Create」をクリックします。

すると、以下のようにGeminiが良さそうな画像を作成してくれます。

他の画像を作成してほしいときは、「View more」をクリックします。

良ければ挿入したい画像をクリックすると、スライドに画像が挿入されます。

Googleヘルプは以下。
https://support.google.com/docs/answer/13951829?hl=en&ref_topic=13951627&sjid=16087018161749146929-AP

使い方4: Google SheetsにGeminiを利用

Google SheetsにAIを適用し、タスクやデータを考えてもらうことができます。

使い方は、前述のGmailやDocsとほぼ同じです。

Google Slheetsを開くと、右側に「Help me organize」のエリアが表示されます。

もし表示されないときは、メニューバーから以下のアイコンをクリックしましょう。

右側の「Help me organize」のエリアに、表示してほしい内容をコマンド入力します。

たとえば、「Plan a hiking trip in iceland」と入力して、「Create」ボタンを押すと、以下のプランを提示してくれました。

良ければ「Instert」ボタンをクリックします。

Googleヘルプは以下。
https://support.google.com/docs/answer/13951830?hl=en&ref_topic=13951627&sjid=16087018161749146929-AP

使い方1: 2TBのストレージを使う

特に設定や使い方のコツはありません。

ストレージ容量を確認する方法だけ紹介します。

Geminiの画面で、右上のアカウントのアイコンをクリックします。

「Manage your Google Account」をクリックします。

「Account storage」をクリックします。

すると、ストレージの状況を確認できます。

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