本記事では、Chart GPTの回数制限を解説します。
代替案も紹介しますのでぜひご覧ください。
ChatGPTの回数制限
「ChatGPT」には回数制限が設けられています。
無料版と有料版の回数制限の違い
「ChatGPT」の回数制限は、2024年1月現在で以下のとおり。
- 無料版のGPT-3.5:制限なし
- 有料版「ChatGPT Plus」のGPT-4.0:3時間に50回まで
Higher message limits for GPT-4 (July 19, 2023)
Open公式「ChatGPT-Release Notes」
We’re doubling the number of messages ChatGPT Plus customers can send with GPT-4. Rolling out over the next week, the new message limit will be 50 every 3 hours.
有料版(ChatGPT Plus)で回数制限に到達した時の様子
有料版(ChatGPT Plus)で回数制限に到達した時には、こんな表示がでます。
上記の表示が出たら、GPT-4は利用できなくなります。
しばらく待ちましょう。
ChatGPTに回数制限がある理由
ChatGPTの回数制限が存在する目的は、サーバーへの負荷軽減と品質維持です。
ChatGPTが人間のように自然な会話を提供するためには大量のデータ処理が必要です。
1人のユーザーが無制限に利用できてしまうと、サーバーに大きな負荷がかかります。その結果、他のユーザーの使用感が低下したり、サービス自体が停止してしまう可能性があります。
また、制限により、開発者側はユーザーがどの程度使用しているか、どのような用途で使われているかを把握し、そのデータをもとにサービスの品質改善を図ることができます。
有料版(ChatGPT Plus) で回数制限に到達したときの代替案
有料版(ChatGPT Plus)で回数制限に到達したときの代替案を紹介します。
- 代替案1:無料版(ChatGPT 3.5)を使う
- 代替案2:Copilotを使う
代替案1:無料版(ChatGPT 3.5)を使う
前述のとおり、無料版のGPT-3.5は回数制限に制限がありません。
有料版(ChatGPT Plus)で回数制限に到達した場合、回数制限が解除されるまでの間にChatGPTを使いたいときは、無料版のGPT-3.5を使いましょう。
代替案2:Copilotを使う
代替案の2つ目は、Copilotを使うこと。
Copilotは、Microsoftが提供するAIチャットで、無料版でもGPT-4を利用できます。
Copilotの使い方は、以下の記事をご覧ください。
参考:ChatGPT には文字数制限(トークン制限)もある
ChatGPTの利用には「回数制限」だけでなく、「文字数制限(トークン制限)」も存在することを把握しておきましょう。
「トークン」は英語では大体1単語を1トークン・日本語では1文字が1トークンとカウントされます。例えば「こんにちは」は5トークンとなります。
このトークンの制限に関しては、以下のとおり。
- 無料版のGPT-3.5:一度に入力できる最大トークンが4096(日本語で2,500文字程度)
- 有料版のGPT-4:3万2768(日本語で2万文字程度)
利用の際は回数制限と合わせて意識しましょう。
まとめ|ChatGPTは回数制限に気をつけて活用しよう
ChatGPTの利用には回数制限が設けられています。
正確には、有料版(ChatGPT Plus)には、回数制限が設けられています。
この点に留意しながら利用しましょう。