本記事では、Copilot(無料版)について解説します。
Copilotとは?
Copilotとは、Microsoftが提供するAIサービスの一つです。
会話形式で質問に答えたり、アプリの起動や設定の変更などを行ったりできます。
Copilotは、生成AIブームの火付け役となった「ChatGPT」と同じ仕組みを利用しており、インターネットにアクセスできるため、最新情報を常に提供することができます。
Copilotでできること
さっくり言うと、Copilotでは以下のことができます。
- チャットのやりとりができる(GPT4.0)
- 画像生成AIを使える
できること1: チャットのやりとりができる(GPT4.0)
Copilotでは、AIロボットとチャットでの会話ができます。
Copilotで利用できる言語モデルはGPT4.0です。
Copilotでは、GPT4.0を無料版で利用できるわけですから、Microsoftさん、太っ腹って感じ!
チャットの使い方は後述します。
できること2: 画像生成AIを利用できる
Copilotでは、画像生成AIを利用できます。
AIロボットに対して、「xxのイラストを作って!」と依頼すると、要望に応じたイラストをすぐに提案してくれます。
実例は後述しますね。
参考:Copilotには有料版もある
Copilotには、Copilot Proという有料版サービスもあります。
ざっくりいうと、Office製品と連携した機能を使えるになります。
Copilotの使い方:基本
Copilotの使い方は簡単です。
最下部にある入力窓に質問を入力してEnterを押します。
質問をすると、すぐに回答が返ってきます。
たとえば、「岸田首相の経歴は?」と質問すると、以下のよう回答が返ってきます。
会話のスタイルを変更できる
質問を入力する前に、以下のメニューで会話のスタイルを変更できます。
上記のメニューが隠れているときは、以下のアイコンをクリックすれば表示されるようになります。
たとえば、「より厳密に」を選び、さきほどと同じ質問をすると、以下の回答が返ってきました。
Copilotの使い方:画像生成AIを使う
画像生成AIの使い方も、テキストの会話と基本は同じで、質問を仕方を変えるだけ。
たとえば、「日本人の高校生男女2人が教室で勉強するイラストを作ってください」と質問すると、以下の回答が返ってきました。
無料プラン:画像生成AIの特徴
Copilotの無料プランでは、以下のような特徴があります。
- 一度に4枚の画像を生成してくれる
- AI画像生成 (DALL-E 3)を使用している
- サイズは正方形のみ
Copilotの使い方:プログラミング作成
Copilotでは、プログラミング(コーディング)もやってくれます。
たとえば、「エクセルの内容をWord文書に出力するVBAコードを教えてください。」を質問すると、以下のような回答が返ってきました。
Copilotの使い方:プラグインを使う
プラグインとは、Copilotの機能をパワーアップさせるものです。
プラグインの設定方法
Copilotのチャット画面の右端にある「プラグイン」をクリックします。
使いたいプラグインのスイッチをONにすればOKです。
Copilotの使い方:物語を作る
Copilotでは、創作もやってくれます。
たとえば、「漫画「ドラゴンボール」の続編を300字で書いてください。」を質問すると、以下のような回答が返ってきました。
Copilotの使い方:曲を作る
Copilotでは、曲作りもやってくれます。
たとえば、プラグインで「Suno」をONにして、「日本のアイドル歌謡曲を作曲してください。」と入力すると、以下のように曲を作ってくれました。
Copilotの使い方:モバイルアプリを使う
モバイルアプリは、以下の3つ(Copilot、Bing、Edge)が利用できます。