
ChatGPTって何?どうやって使うの?

こういった疑問に答えます。
本記事では、ChatGPTの無料版について解説します。
使い方は簡単で、しかもとても便利。
ぜひ使ってみましょう!
ChatGPTとは
ChatGPTは、OpenAIによって開発された、自然言語処理を基にした強力なAIモデルの一つです。
GPT (Generative Pre-trained Transformer) の技術を用いており、テキストベースのインターフェースを通じて、ユーザーと対話的にコミュニケーションを取ることができます。
ChatGPTの特徴
以下に、ChatGPTの主な特徴と用途を説明します。
- 自然言語理解
- 多彩な応用
- 学習と改善
- 対話的インターフェース
順に見ていきましょう。
- 自然言語理解
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ChatGPTは、自然言語を理解し、意図に基づいた適切な応答を生成する能力を持っています。これにより、質問に答えたり、トピックについての情報を提供したり、話題を提案したりすることができます。
- 多彩な応用
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このAIモデルは、カスタマーサポート、教育、エンターテインメント、コンテンツ作成など、様々な分野で応用が可能です。また、文章の生成、翻訳、要約など、テキストに関連する多くのタスクをこなすことができます。
- 学習と改善
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ChatGPTは、大量のテキストデータから学習しており、ユーザーからのインプットを通じて、より精度の高い応答を提供するように時間とともに改善されています。
- 対話的インターフェース
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ユーザーは、ChatGPTとテキストチャットの形式で対話することができます。これにより、自然な会話フローの中で情報を得たり、質問をしたりすることが可能です。
このように、ChatGPTは、その高度な言語処理能力と柔軟な応用性により、さまざまなシナリオにおいて有用なツールとして活用できます。
ChatGPTの注意点
ただし、ChatGPTは完璧な応答を提供するわけではなく、特に事実確認や感情を読み取る能力には限界があるため、その点を理解して使用することが重要です。
ChatGPTには無料と有料とがある
ChatGPTには無料版と有料版とがあります。
ざっくりいうと、両者の違いは以下の2点。
- 有料版のほうが、所定時間内にGPT-4oを使える回数が多い
- 有料版は、無料版には無い機能を利用できる
- 有料版のほうが、所定時間内にGPT-4oを使える回数が多い
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無料版も有料版も最新の言語モデル「GPT-4o」を使えます。
ただ、有料版のほうが使える回数が多く、無料版の5倍。
無料版だと、3時間で10メッセージくらいしか使えません。 - 有料版は、無料版には無い機能を利用できる
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「カスタムGPTの作成」といった、無料版には無い機能を利用できるようなります。
有料版に興味ある方は以下の記事を参考にどうぞ。

上記のように、有料版のほうがもちろん有用ではありますが、まずは無料版を使ってみましょう!
ChatGPT(無料版)の使い方:ログインする
まずはChatGPTにログインしましょう。
とても簡単ですのでご安心ください。
始めての場合は「Sign up」をクリックします(登録済の方は「[Log in」をクリックする)。

メールアドレスを登録します。GoogleやMicrosoftアカウントも使用できます。

登録したアドレスにOpenAIからメールが届くので、メール本文の「Verify email address」から登録画面に移行します。
名前と電話番号を登録すると、6桁の認証コードが記されたショートメールが送られてくるので、そちらを入力して完了です。
ChatGPTへの登録が完了すると、PCだと以下のような画面に移ります。

ChatGPT(無料版)の使い方:コマンドを入力する
聞きたいことを赤枠の入力窓に入力します。

たとえば、「日本の総理大臣は?」と質問を入力してみます。
質問を入力したら、右端の矢印のアイコンを押します。PCの場合はEnterキーでもOK。

すると、以下のような回答が返ってきました。
現在の日本の総理大臣は岸田文雄(きしだ ふみお)です。彼は2021年10月4日に就任しました。岸田首相は自由民主党(自民党)の所属で、内閣総理大臣として内閣を主導し、日本の自衛隊の最高指揮官としても役割を果たしています。
実際の画面

ChatGPT(無料版)の使い方:その他
言語モデルを変更する
ChatGPTからの回答の下の星のマークをクリックします。

変更したい言語モデルを選べばOK。

画像生成
コマンド入力欄に、「◯◯の画像を作って」と指示をします。

すると、以下のような画像が生成されます。

上記は、画像生成用のAI「DALL-E」が裏で動作しています。
「DALL-E」を使うように明示的に指示する方法も紹介します。
コマンド入力欄に@(アットマーク)をつけて、DALL-Eと入力して「DALL-E」を選び、そのうえで画像作成の指示をします。

すると、「DALL-E」が画像を生成してくれます。

無料版の場合、画像生成は回数制限があります。
何回か画像を作ると以下のようなメッセージが表示され、所定時間待たないと画像生成できなくなります。

上記のように@(アットマーク)をつけるのは「メンション機能」です。
詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

上記はリアルな写真風と指示しました。
画像のテイストを指示するといろんな画像を作ってくれます。詳しくは以下の記事をご覧ください。

ファイルのアップロード
コマンド入力欄の左端にあるアイコンをクリックします。

その後、アップロードしたファイルを選ぶと、アップロードされます。
コマンド入力欄に指示を送ります。
たとえば、STEP1で猫の画像をアップロードして、STEP2で「これはなんの画像ですか?」と質問すると以下のように回答してくれました。

キーボードショートカットを使う
まずはショートカットを調べましょう。
コマンド入力欄の横にある「?」をクリックします。

「キーボードショートカット」をクリックします。

「キーボードショートカット」の一覧がでてくるので、これを使えばOK。

モバイルアプリを使う
ChatGPTは、モバイルアプリも無料で利用できます。
以下のアプリをモバイルにインストールしてからご利用ください。

Canvaを使う
ChatGPTの新機能「Canvas」は、OpenAIが2024年12月に全ユーザー向けにリリースした革新的なツールです。
この機能により、ユーザーはChatGPTと共同で文章やコードをリアルタイムで編集・修正できるようになりました。
従来のチャット形式とは異なり、Canvasでは画面が左右に分割され、左側にチャット履歴、右側に編集用ウィンドウが表示されます。これにより、生成されたコンテンツを直接編集したり、AIからの提案を受け入れたりすることが容易になりました。
無料版でもCanvaを使えますが、利用回数の制限があります。
Canvaの詳細は以下の記事をご覧ください。

最後に
ChatGPTの無料版の使い方を紹介しました。
まずは、無料版でChatGPTを使ってみましょう。
で、有料版も使ってみたいと思った方は以下の記事を参考にどうぞ。
